日本でのブレイクスルー感染数は異常値なのか?

日本でのブレイクスルー感染数は異常値なのか?

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みなさん、こんにちは!

キエルキン担当の加藤です。

9月に入りましたね! 

まだ新型コロナウイルスの感染が落ち着くことはなさそうです。

本日はのテーマは以下の3つです!

1:旭川でのクラスター感染の詳細

2:発表されていた効果率との比較

3:WHOがブースター接種に警鐘


ブレイクスルー感染とブースター接種


1:旭川でのクラスター感染

概算のワクチン効果率は92.7%


先日、北海道旭川市の施設でクラスターが発生し、

感染者のうち60%が、2回のワクチン接種を完了している

というニュースが流れました。


ワクチンの効果率は90%じゃないの?

と疑問に思って調べてみました。

13人のうち、6人がワクチン2回完了が判明している状態です。

この数字によって、感染者のうち60%がワクチン接種が完了していて、ブースター感染が起きている。といった報道がされています。


しかし、しっかり計算すれば、ワクチンの効果量は90%以上であることが分かりますので、順を追って説明していきます。

(1)PCR検査→職員82人、患者53人(計135人)に対して実施

そのうち、職員5人、患者8人が陽性(計13人)

(2)ワクチン接種の2回目完了の割合→職員の90%、利用者の70%

職員82人の90%は73人、患者53人の70%は37人

135人中、110人が単純計算で、ワクチン接種が完了していたことになります。

また、陽性8人の患者のうち3人の患者の方が、ワクチン接種の有無の発表がされていません。

確率に当てはめてみると、3人中2人はワクチン接種が完了していることになります。

全体で8人(6+2)がワクチン接種完了ののちに、陽性になったという計算になります。

つまり感染者13人のうち8人が2回のワクチン接種が完了している状態です。しかし注目すべきは、この8/13という数字ではありません。

注目すべきは、濃厚接触者となり、PCR検査を受けたワクチン接種を完了した人達の人数との割合です。

PCR検査を受けたワクチン接種完了者は110人。

そのうちのワクチン接種完了したが陽性の人は8人。

つまり、ワクチン接種完了者のうち、92.7%の人は、

陽性にならなかったと推定することが出来ます。


ただこれは、発表があってから日が浅い為、

今後も陽性者が増える可能性があり、暫定的な数字です。

今後も数値の変動を見守っていく必要があります。


発表されていた効果率との比較

ファイザー製のワクチン→95%、モデルナ製→93%と比較

今回の92.7%という数字と近いことを見ると、

この旭川の病院のような、クラスター感染とブレイクスルー感染が

ワクチン接種後も起こることは、決して珍しくないことだと感じます。

そして、これはワクチンが効いていないのではなくて、ワクチンが効いていて、この数に抑えられた、

と考えるべきではないかと感じます。

現在、日本で起きている数のブレイクスルー感染数は、異常値というほどの数字ではないのかなと個人的には感じます。



海外のワクチン接種が進んでいる国では、接種後の効果に関する研究も進んでいます。

mRNAのワクチン(ファイザー、モデルナ)は、半年後には、

有効性が95%から75%まで低下することが研究で指摘されています。

一部専門家は、今年の冬には50%まで低下する予測をしています。

アストロゼネカ社のウイルスベクターワクチンは、77%から67%まで低下することが指摘されているようです。


WHOがブースター接種に警鐘

ワクチン供給のバランスが崩れると、ウイルスがさらに脅威になる可能性

効果率が下がるという研究報告から、ブースター接種を行うことを決めた国もあります。

しかし、これに対して、恐るべき事態が起きると、警鐘を鳴らす人たちもいます。

富裕国がブースター接種をすると、一部の国だけの人が強い免疫を獲得します。

しかし、ウイルスは相変わらず蔓延しています。

するとウイルス変異がさらに助長され、より強いウイルスが生まれると予測を立てています。

 

そうすると、ブースター接種してもまた感染するという、

最悪のサイクルに突入するということが考えられると、WHOは見解を示しています。

これが現実になるかどうか、それは誰にも分りません。

一部の富裕国だけが、ブースター接種することに、

倫理的問題があることも指摘されています。

<リンク>WHOーブースター接種の見解

ブースター接種が本当に開始されるのか、その場合のワクチン供給のバランスは、世界的にどう崩れていくのか、注視していく必要があると思います。

また、海外のワクチン接種が普及している国の研究で、効果率が下がるという報告がされている以上、

日本もこの後、効果率が下がり、ブレイクスルー感染の数がもっと増えてくることが、容易に想像できます。

ワクチンの安定的供給までは、まだ時間がかかりそうなことは確かです。

私個人としては、国内の企業に対して、治験を簡素化し、

実用化を短縮するほうを急いでほしいと感じます。

外国製のワクチンの確保に奮闘するよりも、

国産のワクチンが安定的に供給される方に、

お金を使ってほしいと感じます。


国産のワクチンの治験の進みは、どんどんずれ込んで、

現在では実用化の時期が不明瞭になりました。

 

日本国内のワクチン生成に奮闘する企業に、

これだけの金額を助成し、治験の簡素化をした

 

そうしたニュースが出てくるといいなと感じます。

 

ワクチン供給、治療薬供給が安定するまで、やはり自分で身を守るのが大切です。

是非キエルキン役立てていただきたいと思います。


それではみなさん、よい一日をお過ごしください! 

Have a great day guys!!

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