みなさん、こんにちわ!
キエルキン担当の加藤です。
さて、昨日の長崎大学の発表の論文を読んでみて、
私の知識の中で、理解できた部分をまとめたいと思います。
昨日のリンク先では、主に3つの点がまとめられていました。
①新型コロナウイルスの原因ウイルスが、5ALAという物質によって、
感染が抑えられること。
②ヒト細胞のほうが、非ヒト細胞よりも、その効果が顕著に出たこと。
③毒性がなく、濃度が高いほど効果が上がったこと。
このうち、①は発表が合った通りです。
②と③の部分について、論文に書いてあったので、どういうことか
まとめました。
②については、実験中に
Vero細胞というアフリカミドリザルの腎臓の細胞→非ヒト細胞
Caco細胞という人の腸管の細胞→ヒト細胞
の2種の細胞を使っています。
結果として、
非ヒト細胞のvero 細胞では48時間、5ALAで処理した状態でも効果はない。
72時間だと効果が表れるという結果になりました。
しかし、ヒト細胞の Caco 細胞では、
5ALAで48時間の下処理でも、感染抑制効果が確認された。
もちろん、72時間の場合も効果が確認されました。
なので、48時間で効果が出た、ヒト細胞のほうが、より顕著に効果が出たというのは、この結果から言えることになります。
また非ヒト細胞は、72時間で効果が確認されたので、
濃度が高いほど、効果が高いと言えることになります。
とても効果が高いんだなあ!!
と驚きました。
研究ってすごいな
と改めて思いました。
この研究から、治療薬が開発される日が楽しみですよね!
また新たな発表が楽しみです!!